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2017年2月13日 (月)

第七回金継ぎ修理の巧み展 奈良 4月30日〜 

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第七回金継ぎ修理の巧み展  奈良

青山由起子 立石さちよ 内田郁子 山中俊彦 宮浦由美 水野リル子 

2月13日現在 3月3日〆

4月30日~5月7日  AM11~PM5:30 最終日4:00

場所 奈良 五風舎

奈良市水門町45 0742-22-5514(会期中連絡のみ)

展覧会お問い合わせ 0742-22-1926 やまなか

案内状御希望の方はウエブページのメールアドレスで、ご希望枚数、送り先お知らせください。おおくりします。

2016年9月 7日 (水)

12月3日渋谷金継ぎ講座 募集中

Sfoodpic525528画像の整理をしていたら懐かしい画像が見つかった。2010年の金継ぎ講座に来られた時に撮ったのと2012年金継ぎ一年生を出版するときに借りたカップだった。

最近出版された金継ぎの本を見る機会があってこちらが出版して4年相当内容が変わっていrつだろうと興味津々で最初から最後までゆっくりチエックしてみた。

全体の印象は100人興味があってこの本を手にしたらやる気に何人なるだろうと思った。ページが進むに連れ専門分野の用語と技法展開の繰り返しに突入で気軽に壊れたうつわ直せないないかなあ、、と思っていたことが壁にぶち当たって、うつわ直したかったら専門分野を理解しなさいと言われてるようでハードルが高く感じる。感じたままのメモ書きを載せておきます。

P19 漆には水分が含まれているためその水分が抜ける時間が書かれてない。体質的に漆に弱い場合かぶれる場合が出てきます。 

P23技術の説明から書かれてるため気軽に金継ぎ修理を始めたいと思う人には専門用語が出てくるためハードルが高く感じる。

P24このくらいページが進むと金継ぎ修理を始めるのに何を買ったらいいのか不安になってきます。

P24茶渋を漂白剤で洗うと書かれてるがもっと安全で良い方法がある。漆を扱う人としていただけない話だ。

P25漆を薄めるため灯油と書かれてるが都内でどれくらい使ってるところがあるだろうと、、

P29漆のかぶれない適切な指導が全く書かれてない。皮膚科に駆け込めも、「かぶれてしまった時は浄化していると思い痒さと向き合ってみるのもよいかもしれません」と書かれていてバカにしている話。

P30ここくらいにくると指導者がいないと前に進めない本だと気づく。全工程30日間ほど簡単に手が出せない高いハードル。

P60このページにくるころには技法が複雑内容で頭に入ってこない。

P93素手で錆漆を成形していると漆に完全に被れます。

P99樂焼きの割れの部分の漆のにじみにはもっといい方法がある。勉強不足です。

P124漆の注意書きが書かれていて+「金継ぎした焼き物の取り扱いは基本漆器と同じ扱いで、」と書かれている。金継ぎ修理したマグカップは漆器なんだろうか。壊れる前と同じ扱いで使えないと意味が無い。

P125漆で金継ぎ修理したモノの強度は全く書かれてない。

気軽に金継ぎ修理ができないかがキーワードでなければ金継ぎ修理は広まらないでしょう。漆でなければダメだと思われがちですが今年初め文化庁か文化財の劣化のところで「自然素材は一般に合成樹脂と比べて接着力が弱い上、膠などは薄い茶色の色がつくといった短所もある。」自然素材の開発が急がれると発表した。金継ぎ修理を考える上で元の強度のための接合と、食に安全なための保護膜、二弾構造で考える方法が今の時代一番あっています。残るはかぶれることなく安全に漆は使えるやり方の工夫です。漆の安全な取り扱いが書かれてない本は指導書ではないので信用しないほうがいい。

渋谷金継ぎ・拭漆講座 募集中 残席13名

12月3日(土)朝9時から(金継ぎ講座復習2名 高木・立石)

  

 場所 渋谷/文化ファッションインキュベーション10Fスペース6 募集中!詳細はウエブページからメールにてお問い合わせください。9月30日現在

◆拭漆補講座もOKになりました。お申し込みください。

初めての方は直せるもの、持ってくるもの、材料、講座料金等の説明が電話かスカイプで30分ほどかかります。説明後参加申し込みください。講座当日に参加費お支払いください。

「金継ぎ一年生」3刷りになりました。アマゾンでは金継ぎ修理の解説書では一番良く読まれている本です。図書館にもあるようですがお近くの本屋でない方は必要な場合講座当日販売い致しますのでメールにてお申込みください。

講座内容は基本変わっていませんがメモしたくなるテクニックがたくさん増えてきました。

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※「文化出版局刊「金継ぎ一年生」 現在3刷り発刊中

2016年7月 8日 (金)

8月27日渋谷金継ぎ講座 募集中

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渋谷金継ぎ・拭漆講座 募集中

8月27日(土)朝9時から

 場所 渋谷/文化ファッションインキュベーション10Fスペース6  

  渋谷金継ぎ、拭き漆講座 残5名(金継ぎ講座 1名 高木 金継ぎ講座復習8名 丹治・水野・立石 ・白神・土居・鈴木・山下・大槻)場所 渋谷/文化ファッションインキュベーション10Fスペース6 募集中!詳細はウエブページからメールにてお問い合わせください。8月24日現在

◆次回都内の講座は12月までありません。

◆拭漆補講座もOKになりました。お申し込みください。

初めての方は直せるもの、持ってくるもの、材料、講座料金等の説明が電話かスカイプで30分ほどかかります。説明後参加申し込みください。講座当日に参加費お支払いください。

「金継ぎ一年生」3刷りになりました。アマゾンでは金継ぎ修理の解説書では一番良く読まれている本です。図書館にもあるようですがお近くの本屋でない方は必要な場合講座当日販売い致しますのでメールにてお申込みください。

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※「文化出版局刊「金継ぎ一年生」 現在3刷り発刊中

2016年6月 2日 (木)

「金継ぎ一年生」をテキストに金継ぎ修理を実践している方に、

Sp_20160518_102016「金継ぎ一年生」が出版されて4年目に入り現在は3刷目。出版されて内容に大きな変更はないのですが現在も講座では材料だったり、もっと簡単な方法がないかと日々実践を繰り返しています。 

昨日久しぶりに出張の金継ぎ講座を京都でやってきました。今までの金継ぎ講座と違っていたのは本をテキストに金継ぎ修理を実践しておられた方でした。拝見すると材料道具は足りていたり足らなかったりでした。

朝の講義が終わり午後から実践を始め以前自分で修理した器をみながら修理の手順などをやり取りしながら話し進めていくと、初めて習うよりは自分なりに修理をスタートするのもアリかもしれないと思いました。どのように修理を進めていくのか本には書いてあるのですが実際本に取れあげられている器とご自身が直したい器と違うため参考になったり参考にならなかったりするのではないでしょうか。修理を行う基本は変わらないのですが仕上がるまでの流れを理解するのにすこし時間がかかるかもわかりません。後ほど注意ポイントを上げておきますので参考にしてください。

金継ぎ修理の技術的なこともそうですが本に書いてない注意点を上げておきます。

●初めて金継ぎを始めるとその日に完成しようとする方がほとんどでやりたいモードになっているようです。「上手く綺麗に」仕上げるためにはいそがないで無理しないことが一番です。だったらどのようにしたらいいのかといえば、いくらかうまく仕上がるやり方があります。
金粉を蒔くために漆で描いていくのですが器類の割れ、欠けの数を直す場合、直すものが5個あったら最初の1個目と最後の5個目では施した漆の乾きが違ってきて金の光がバラバラになります。短時間に描ききるならいいのですが始めたばかりでは無理なことです。上手くやるには直す数を減らすことです。それでも施した金色にばらつきが出るのなら1個に絞ることです。思った輝きにならない場合は5分+-で調整します。金色と書きましたが銀、錫も同じことです。

つぎに数の話をしましたがもう一つうまく仕上がるやり方があります。テキストの手順通りに仕上げても補修材作業時間OKで次の工程に移るため修理内容によっては補修材硬化の時間のことがあってもう少し時間をおいたほうが良い場合があります。特に鮮やかな金色を望んでいる場合は補修材完全硬化後に器のクリーニング、成形をされたほうが得やすいです。ポイントとしては硬化後の成形ですから始めに補修材の分量も考慮することがより簡単に済みます。補修材をつけすぎないことです。


もうひとつ割れた器の継ぎの時に補修剤を使った場合硬化後アルコールで余分な付着物を取り除くんですがについついアルコールをつけ過ぎでしまいます。アルコールの含んだテッシュかスプレーを軽く吹き付けて根気よく、傷つかない道具で少し柔らかくなった補修剤こそげながら拭き取ることが一番です。ただし最初に書いたようにこの状態で漆、金粉と進んでいくと継いだ部分に漆が埋まらないところが出てきて失敗することがあります。原因はアルコールのつけすぎでせっかくくっつけた接合部分が溶け出したのが原因です。これは補修剤完全硬化の時間待たずに次の手順に進んだためです。完全硬化時間後でしたら全く問題は起こりません。破損箇所の内容によって修理時間を変えるのが一番ミスなしにうまくできるやり方です。

講座の時にも話はするのですが金継ぎやりたいモードになっている時は修理箇所をついつい同じところを触ったり、力が入っていたりします。「同じ所を何度も触らないほうがいいですよ」と言われないと気が付かないことがあります。たとえば金継ぎ修理する時にチューブから漆を出します。せっかく出したからと補修箇所に漆をつけすぎがちになります。その結果漆の表面が縮れたり、輝きがムラになったり失敗することが出てきます。金粉の分量は、補修箇所にくっつく程度でいいのです。そのコツは、漆をチューブから大量に出さないことにつきます。

思いつくままに書きましたがまだまだ上手くやる注意点あります。綺麗な金継ぎ修理が一番いいのではなく使える修理ができてこそです。綺麗な修理ではなく器ににあった雰囲気の金継ぎ修理が再び使いたくなる器です。

2016年3月19日 (土)

渋谷金継ぎ拭漆講座5月7日 

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5月7日(土)「金継ぎ一年生」渋谷金継ぎ拭漆講座(金継ぎ講座 5名 立石・丹治・赤羽根・島村・白 神 金継ぎ復習 5名 望月・山下・長田・黒坂・土居  

場所 渋谷/文化ファッションインキュベーション10Fスペース6  募集中 

詳細はウエブページからメールにてお問い合わせください。

◆次回の講座予定は今のところ未定です。

◆拭漆補講座もOKになりました。お申し込みください。

初めての方は直せるもの、持ってくるもの、材料、講座料金等の説明が電話かスカイプで30分ほどかかります。説明後参加申し込みください。講座当日に参加費お支払いください。

「金継ぎ一年生」3刷りになりました。アマゾンでは金継ぎ修理の解説書では一番良く読まれている本です。図書館にもあるようですがお近くの本屋でない方は必要な場合講座当日販売い致しますのでメールにてお申込みください。

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※「文化出版局刊「金継ぎ一年生」 現在3刷り発刊中

2016年3月 9日 (水)

壊れた灯籠の修理から見えてくる修理のヒント

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面白い修理が入った。電話がかかり父親が大事にしていた灯籠を直してくれないか、、と。内容を聞くと時間をかけると直せるようで直せないかもしれない困った修理内容だった。こちらが断ると多分どこも見つからないだろうと思い、結局最後はいいですよと返事した。指定した日に修理品の灯籠を持ってこられ見るとほとんど割れていて大きなパーツが残ってない。「残っている部分だけ直しますが、、、どうもこの灯籠以前直してますね!。以前の直し見ていると30年か、、40年前だと思いますが、、、」と言うと  「そうなんです!。親父が大事にしていたものを庭やが壊してしまいその時のような気がします、、」 やっぱり!その頃の修理だったか、、

さて直そうかと思いアルコールで汚れを拭くと強烈な臭がして咳き込んであわててしまった。これはかなわないかと何日か外に出しておくと匂いもおさまった。以前の補修部分を外して残っていたパーツをくっつけて数日かけて仕上げた。最後に仕上がったのを確認して強度のこともありない部分を再び足して仕上げた。

12月に入って連絡して引取にきてもらった。ところが「ついでで申し訳ないのですが全くない部分もこのさい修理してもらえませんか、、」これには困ってしまった。できるといえばできる内容なんだが残っていたパーツを取り付けてしまっているためそう簡単に直すことができない。下の部分を切断するか、現状から修理するかいますぐには結論でないのだがどうにかなるかと預かった。

正月は細かな仕事からスタートし1月中頃から灯籠の修理をはじめた。3つほど修理のやり方がある中でどれもできると思えたが、何日かたつと自然と考えが煮詰まってこれしかないかと思う手順だけがのこるのだが今回どうしても考えが煮詰まらない。最後はヤケ気味で現状の状態を崩さずそこに加えていく修理方法にした。補修材の関係で10分以内に修理箇所を仕上げてしまわないと表面の加工できないが少しずつ見ながら進めえることが利点だった。修理の進め方もそうだったがもう一つ不安だったことは補修剤の量が全く読めなかった。補修剤はそんなこともあってついつい買いすぎてしまう。

修理を始めると材のことでも1時間おきに考え方が変わってきて、ネットを使えば明日には確実に手に入ると思われることでも夕方から出かけることがよくある。今回灯籠の修理の手順はすぐに気がついたが表面の素材を探すのに一番苦労した。預かった灯籠が古いもので洗うと雰囲気こわすため産地の土か調べるの苦労した。材料店を数件周りよく似た製品を見つけ出しそうすると信楽土が一番近いことがわかった。あとは使いやすそうなよく似た粒子の製品を買ってもどった。

今回のように難しい修理はどのようにするかといえば、考え方としては手順なりイメージを紙に書いてしまうとそれが基準になってしまうため、気持ちが固まるまですべてが同じような比重で考えることにしている。そのほうが気がつくことが多い。ミスした時のことを考えると今回ほどイメージトレーニングしたことは初めてだった。修理の決め手は手順、素材がどこまで揃えるられるかで決まる。

今回のように特殊な直しのように思いがちですが、やってることは金継ぎ修理とほとんど変わらない。教えている講座で接合の基本の話しを100分きき、その後の金継ぎ修理の実践で習った素材と道具を置き換えるだけで金継ぎ修理の応用でこんなことができるようになる。

修理の極意。だったらどのようにしたらこんな修理ができるようになるかといえば、すぐ直すのではなく、修理品を前にしてどのよう直すのか、2,3日考える事が重要です。そうすると時間の経過でやりたい手順、工法が最後に残りそれが勇気と自信にかわりそのことが後押ししてくれます。どんな修理でも一つ修理をすると次に繋がるヒントが得らそれが次の修理の極意につながります。

 

2016年1月15日 (金)

2016「金継ぎ一年生」 金継ぎ修理の巧みたち展6+山中俊彦木象嵌作品展  奈良 五風舎


YouTube: 「金継ぎ一年生」 金継ぎ修理の巧みたち展 2016



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金継ぎ修理展も6年目になりました。会期を金継ぎ修理展と木象嵌作品展の2つに分けて展示することになりました。金継ぎ修理の仕事も「金継ぎ一年生」をベースに修理から楽しむ金継ぎに変わってきてきました。

「金継ぎ修理の巧みたち展6」+山中俊彦木象嵌作品展  奈良

出品者(三代小百合・山中俊彦・富和万紀子・土手礼華・立石さちよ・青山由起子・内田郁子・武藤文香)

奈良 五風舎 奈良市水門町45 0742-22-5514

MAP https://goo.gl/maps/ATJ5kUzGbzr

◆4月28日ー5月5日 am11ーpm5:30  

◆詳細は 0742-22-1926  

    左上のウエブページからメールで

2015年12月 7日 (月)

ミセス新年号ー菓子器など3点 

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10月の中頃、朝から京都、大阪と骨董市ツワーを知人とまわり大阪駅で別れ難波で預けた荷物を抱え家に着くと電話がかかってきた。わ~困った。内容を聞きいたが可能なことか明日も用事があり返事は2日ほどかかると返事したが、撮影日が決まっていた。どうしたものかと悩んだがまずは明日来られる方に連絡して時間をずらしてもらった。それからが大変だった。次の日材のことで往復6時間かけて材料屋に出向き内容にあった材選びを選び出した。選び出したもののその段階で可能性は半分もいってなかった。材も加工も仕上がりも全く未知数で指定した材の加工を頼みとんぼ返り。

幸い材は朝一で到着して加工材を見てひと安心したが先方の指定サイズが果たして現場で扱った時に綺麗に見えるかという点だった。型紙を作り何度となく手持ちの器を置いてみてはサイズを変え結局単体でも綺麗に見えるようにむこうのサイズより若干サイズを変えた。

二種類の木を選び加工に入った。ここまでくれば夏に表参道の個展で発表した内容で経験済みだったため安心した作業だった。夏の展示を振り返れば少し仕上がりを急いだ感があったが見に来られた方には意図は伝わったようでその時のことが今回の結果につながった。

表したい内容のこともその後内容に足らなかった点も全国気になったところに直接足を運び穴埋め作業の結果来年5月の個展には内容は完成していると思う。

加工はじめた材は思うような表情になってくれたがこれから塗装となると手放しで喜ぶ事もできない。しっくりとした質感になってほしいものだがどうしてもこちらが望んでいる質感と違っておニューになってしまい。特に今回の材硬い材を使っていたためひかってしまい落ち着いた感じがなくなることがはじめからわかっていた。うつわを支える板となると主人公ではなく一も二にも引かないとだめでそれでいて存在感がいる器に。

漆と混ぜるものを調整したり、使う道具を変えてみたりと事前に考えて準備して作業にかかった。やりだすとア~という間に仕上がってしまった。木の硬さの関係で多分これ以上の変化はないと読んだからだった。

材探しから発送まで4日間。こちらとしては注文内容にしてやったりとは全くならず、基本この世界撮影時にこちらのものが使えるか、カメラの画になってるかという点。いくら作っても説明しても使えないものは使えないし、使いたくもないだろう。

雑誌発売日前に駅前の書店で手に入れ付録つきでラップされていたためすぐには見られず家に帰って中を見るとよそ行きの顔で写っていた。2枚送った内のマット調の仕上がりを選ばれたようだった。多分両方写真撮りして雰囲気の伝わる方に決められた。

新作2枚塗装に使った材料も違うため掲載のものがベストとは時間が立ってみないとこれがいいと判断できない。菓子皿も時間変化の少ないものを選ばれたようです。

金継ぎ修理の習った方で早くも雑誌を見て連絡くれ「こんなの作ってみたくなりました、、」といただいたが金継ぎ修理拭漆講座を習った方だったら簡単に真似ができるように思う。講座で使ってるものばかりで特別に材料を揃えてるわけでもない。

金継ぎ講座も来年には教えた方400人超えると思うが無料の復習に来る人は意外に少ない。習った殆どの方が金継ぎ修理の目的を達し自分なりの修理方法ができるようになったため習う必要がなくなった。鎌倉の講座は会場の関係で現在休業中で年間6~8回ほど関東方面の講座を行ってきたが現在は渋谷の講座のみ。来年からはできる方も多くなったため講座回数も縮小予定。

年内は19日渋谷金継ぎ講座予定で 来年は春と秋の2回。

2015年9月24日 (木)

ガラスの金継ぎ修理、、

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金継ぎ修理には陶器、磁器の修理が一般的だったが最近金継ぎ修理の紹介本にガラス器の修理が紹介せれるようになってきた。元々金継ぎ修理に修理ができないものにガラス質がありつるつるしたガラス、磁器類はまったく金継ぎ修理ができない。クリアファイルのようなつるつるした上には漆は塗れたとしても乾くと剥がれてしまう。その性質を応用したのが堆朱という漆の技術なんです。どうにかガラスにも修理ができないかとあみだしたのがこちら金継ぎ一年で紹介したテクニックだった。

修理をはじめた頃ガラスの修理は使用されると危険なこともあり十二分に話をして年に数点だけ引き受けた事がある。それでも金継ぎ修理の講座では簡単な話はするもののガラスの修理は全く教えなかった。2011年にドイツから習いに来た方がガラスの小鉢を持ってきてそれを直して修理後ドイツからガラスの完成写真がメールで送られてきた。あまりにも綺麗な写真だったためブログに紹介したら今まで金習った方から修理方法を知りたいとメールが入りだした。

ガラスの金継ぎ修理が浸透しだした頃より完成度のいい方法がないかと漆屋の技術担当者と何度となくガラスの漆の強度のことでやり取りをしたが最後は「完全だとは言わないでくれ!」と担当者の答だった。

2012年に文化出版局から写真をふんだんに入れた金継ぎ修理テクニック本「金継ぎ一年生」が発刊され素材、用途、別にわかりやすい解説で紹介された。それがきっかけでつるつるした所の金継ぎ修理される方が多くなった。

現在金継ぎ修理には2つの流れがあって従来の漆を学んできた方が金継ぎ修理を行っている方法とこちらが紹介している使用するものの強度に合わせて金継ぎ修理をする方法がある。

どちらの方法でも金継ぎ修理はいいと思うが修理したものが自分自身が思ったように使えるかが金継ぎ修理のキーポイントになります。

金継ぎ修理は桃山ころから始まり現在に至っているが時代も変わり素材も変わり使用もかわりその中でより安全で安心で使える金継ぎ修理を考えることが現在の金継ぎ修理技術です。

一日に何度となく使う器と月に、一年に数回使う器と金継ぎ修理は変えるのかといえば全く同じです。毎日使っても全く壊れない金継ぎ修理でないと修理した意味がありません。以前京都で修理さんの現場で出くわしたことですが「金継ぎした部分がとれまして、、 何度以上で使ったやろ!」強度も含め使い方に条件をつけられるとなかなか金継ぎしたものは使えるものではありません。以前と同じように使いたいが基本です。

今年夏前に京都の本で紹介している漆屋さんが「金継ぎ一年生を店にも置こうと思うんですが、、漆屋はわかりやすく紹介することが一番で、、」と相談されて、、その時久しぶりに漆全般の話をした。店主曰く「強度から見ても磁器には漆はくっつかないんですが、、漆の方はかたくって 時代も含めいろんなことを取り入れなくって、、」たぶん普段使いの生活の中に漆が入っていかないと漆は見捨てられて無くなってしまうとの危機感なんだろう。

夏に大阪の江戸時代から続く料理屋から金継ぎ修理の相談があり伺うとほとんどの器の修理がガラス類だった。以前までは九州に金継ぎ修理を頼んでいたが使えないことが出てきて探されていたみたいだった。何軒も飲食現場の器を直しているのでまずは4点預かって帰り修理後20日間待って器を洗い場でテストしてもらった。その2日後に電話が入り破損した器の修理全部引き受けることになった。

講座で金継ぎ修理を学ぶと不思議な事に食器類の破損が少なくなる。それでも器の破損が減らない原因は洗い場が別人だということに、。

「金継ぎ一年生」で金継ぎ修理はマスターできると思うが本と講座の違いは修理するスピードでしょうか。もうひとつは修理の手順の読みかもしれません。修理を進めていても次にやることの準備をができているかと、同時進行の気配りはなかなか本では表せません。金継ぎ修理が失敗した時にどうしたらうまく直せるかなどなど、。講座の目的の一つに講座で金継ぎ修理デキる人を目指すのではなく自分の環境でマイペースで金継ぎ修理ができる人を育てることなんです。金継ぎのテクニックよりどんな場合にでも金継ぎ修理ができる知識と考え方を養う講座。テクニックは一回より二回と自然とうまくなっていきますので必死に学ぶ必要はありません。器にあった直しができるかという一点になります。

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※「文化出版局刊「金継ぎ一年生」 9月1日3版発刊中

金継ぎ講座にについて

金継ぎ講座を学ぶには講座の参加と育児、家庭環境のことで講座に参加できない方は出張講座があります。金継ぎ修理に興味がある方はウエブページの詳細からお問い合わせください。

2015年8月24日 (月)

◆「金継ぎ一年生」10月3日(土)渋谷金継ぎ講座のお知らせ 参加者募集中!

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    new     10月3日(土)「金継ぎ一年生」渋谷金継ぎ拭漆講座  9名  (金継ぎ講座 1名 神田 金継ぎ復習5名 望月・川原・長田・小薮・土居) 場所 渋谷/文化ファッションインキュベーション10Fスペース6   

詳細はウエブページからメールにてお問い合わせください。初めての方は直せるもの、持ってくるもの、材料、講座料金等の説明が電話かスカイプで30分ほどかかります。説明後参加申し込みください。講座当日に参加費お支払いください。

「金継ぎ一年生」今月3刷りになりました。アマゾンでは金継ぎ修理の解説書では一番良く読まれている本です。図書館にもあるようですがお近くの本屋でない方は必要な場合講座当日販売い致しますのでメールにてお申込みください。

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※「文化出版局刊「金継ぎ一年生」 現在3刷り発刊中