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2014年10月12日 (日)

金継ぎ修理 「金継ぎ修理の現在」 鎌倉展  10/9~/13 ~金継ぎ一年生~

2年前に「金継ぎ一年生」を出版した頃は、少し世間で金継ぎ修理という壊れた器を直す技術があるよ、、というくらいでいくつかの本が金継ぎ修理を紹介してはいたんですが伝統技法による従来の修理方法がまだまだ中心で漆の扱い方も難しくかぶれる危険性と何年と時間のかかる修理技法が幅を占めた状況でした。マスメディアも新聞、雑誌、ニュースで紹介するもののちょっとした話題話しくらいでした。

1年かかりでいままでにない器の金継ぎ修理を出版するために先ずおこなったのは今回「金継ぎ修理の現在」展の会場になっているところで震災の年の6月に編集者に1日講座に立ち会ってもらいその時感じたこと、疑問に思ったことそれらのことを大切に一冊の本にまとめる作業に。

震災で思い出が残る壊れた器をふたたび蘇らす事ができないかということが金継ぎ修理の課題でした。従来の手法は骨董品の修理によく見られる修理方法で朝昼晩と使うものに向いている修理方法ではなかった。祝い事、来客、たまに使う、といったものにはいいのかもしれないが、コストをかけない普段使いのなんでもないモノが壊れた時に、突然どちらかと言うと一番落ち込んでしまう。お高い直しをするのではなくお金をかけないで食に対して一番安心できる漆で修理ができないかが原点でした。

金継ぎ修理の講座を始めて骨董品の修理で習いに来られるかとおもいきやほとんど普段使いの食器類の修理でした。これにはいろんな意味でこちらの講座が一番向いている結果になりました。

持ってこられるほとんどの修理の器は陶器ではなくマグカップのような磁器、これには漆屋もお手上げで、なぜなら磁器には漆はくっつかない。だったらどうして直すかといえば石の粉は粘りが無くくっつかないため土粉をたしてそれに漆、、、使って始めて当初はいいが全く硬さも素材も違うためポロリととれてしまう。桃山期までの器類なら従来方法が一番だとおもう。

漆はどれくらい使えるかと漠然と考えていた時に40年前に大阪ようびで買われた朱塗りの椀の修理がきた。椀底には時の証か亀裂が多数入り剥離はしていなかったがもう使い続けるには難しい状態だった。聞けば朝昼晩と使ってたらしく、もう10年速く修理に持っていて頂いてたら、、、。もう何年しか生きてませんからと言われ新しく塗り直すわけにもいかず修理となると再度使えるために同色を造り摺りこんで仕上げるようにした。そのことがあって普段使いの漆の限界を知ることになった。

特殊なものでなくコストのかからない安心で安全なうつわの修理が求められているのは明白なんだが提案する人がすくない。特殊な技法かのように思われれがちで、たとえば憧れていた料理づくりだったり普段の台所の掃除に近い感覚で修理に取り組んでいいのでは、無いから普段使いの食器を買う、普段使いの食器が壊れたから直すこれでいい。

最近の金継ぎ修理の現状は今開催中の「金継ぎ修理の現在」鎌倉展 小町 ゼルコバギャラリー で気軽に手にとってみられます。普段使いを中心に金継ぎ修理している展示内容になっています。

金継ぎ修理の現在  鎌倉展    「金継ぎ一年生」から

壊れたもうつわにふたたびいのちを吹き込む金継ぎ修理、思い出があったり大切なモノだったり、修理から始まった金継ぎもより生活を楽しむうつわ修理にかわってきました。

今回の企画は「金継ぎ一年生」をテキストに安全であんしんできる直し方を実践している方たちが各地から出品してくれました。日常からスタートした金継ぎ修理・うるしの可能性をさぐるてんらんかいです。

出品者

新栄薫 左座幸路 青山由起子 三代小百合

境山由紀 内田郁子 山根由美子 宮浦由美

立石さちよ

◆10月9日(水)~13日(月祝)午前11時~午後5時30分 初日午後1時 最終日午後4時

◆鎌倉小町 2-6-41 101ゼルコバギャラリー  TEL 0467-73-8887 ゼルコバギャラリー

◆会期中 渋谷・鎌倉で金継ぎ講座が有ります。

◆展覧会案内状御希望の方は このブログのウェブページよりメールにて

◆問い合わせ 0742-22-1926 やまなか

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